ゲスト(あなたと言ったとしてもそう間違いでもありません。しかしそう正解でもありません)やキャストを成り立たせる要素のうちの最も外側の部分を、いったん、用いられている容器と仮定して、「型番」と呼称します。
型番にザグリーが合一することで、キャストないしはゲストとしてブロキマナクに上がることができるわけです。ブロキマナクに生を受けてすぐは型番の中に充分なザグリーの居場所……お部屋が成長していないため、しばらくは飲食、喫煙は控えるように。
型番はザグリーと連動した様形をしていると考えるべきです。型番はザグリーの反映を受けますが、ザグリーもまた型番の反映を受けます。型番を長く使用されたいとお考えの場合は、ザグリーのケアに手を尽くしてみましょう。
型番という音の並びにの来歴を申し上げれば、元はブロキマナクで過ごすに必要な体の「種類」を指す言葉でした。現在は「体」とほとんど同じ意味で型番という言葉を用います（BODY＝model number）。
型番は専門の職人の手で造られ、彼らはそのまま「職人」と呼ばれます。職人とは選ばれし者の役職です。作ったものが運用に足るクオリティになってしまう者を、ブロキマナクが勝手に職人と呼んで頼るのです。
型番の材料はお空にあって、お空の巨人から採集される「石膏」で作られます。あなたの知る石膏とは異なるかもしれません。
型番を形作るその方法は多種多様。塑造だけで型番が成り立つのではありません。削ったり、盛ったり、撫でたり、引っ張り上げたり、積み上げたり、祈ったり、溶かしたり、留めたり。方法は職人の数だけあって、それぞれに適した型番工房に割り当てられた職人が今日も型番を製造しています。
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